新紙幣で遊ぼう
当ブログは、自閉スペクトラム症の当事者である僕が、いつも見ている世界をできるだけ詳細に言葉にすることで、皆さんに他者の価値観を鑑賞していただく試みです。
この記事は、Amebaブログのリメイクです。
本日、2024年7月3日は、新紙幣が発行される日。
何かが新しくなるというのはとても好きなんだけど、いつものことながら「誰かが決めたものにそのまま乗っかる」というのは著しく好きじゃない。そこで自分でも新紙幣にしたい人物を考えながら(多分どうせできないから)これからの紙幣の人物たちの良さを実感してみようと思うんだ。
今回は、僕のおままごとに付き合ってね。
お札の肖像の条件
今日から変わった新紙幣

ホログラムだとか偽札防止の加工、視覚障害者向けの工夫などはやはり素晴らしいよね。それに、金額の表示の大きく目立つ方を算用数字にしたのは、外国人や子どもも使うということを意識しているように感じるね。とても令和の新紙幣らしい。
正直、結構気に入っているけど…。
で、でも! 別案を考えてみないと、この案の良さが見えてこない…よね!
いつものことながら、本当に天邪鬼だね。
そ、そんなことないよ。たくさん考えるとことで、実感を持ってだね…(略)
今回考える「お札の肖像」の選び方については、新しい日本銀行券特設サイトに回答があって、以下の通りだよ。
お札の肖像の選び方には、法令等の制約はありませんが、おおよそ次のような理由で選定されています。
・偽造防止の観点から、なるべく精密な写真が入手できること
・肖像彫刻の観点からみて、品格のある紙幣にふさわしい肖像であること
・肖像の人物が国民各層に広く知られており、その業績が広く認められていること
こうして、現在のお札の肖像は、明治以降の人物から選ばれています。
お札のデザインに肖像が描かれているのは、人の顔や表情のわずかな違いにも気がつくという人間の目の特性を利用しています。
引用:新しい日本銀行券特設サイト
要するに、誰を選ぶかにはそこまでルールはないけれど、人の顔が描かれることには機能的な意味があって、それは守らないといけないってことだね。
僕としては、本当は人格のない無機質なものが象徴していて欲しくて、「オオムラサキ」「錦鯉」「雉」とかがいいなと思うんだけど、それはダメってわけだ。
しかし、それにしても「その業績」というのが、どんなものを指しているのかなかなかわかりにくいよね。個人的には「日本らしさ」を目に見える形で作り出しているのは、芸術家などの文化人だと思っている。次世代の命が本当に目指すべき姿は「実用の面を飛び越えて文化の上で人間にしかできないことをして生きられる存在」であるべきだと思うから。
それから、現在全然気にされていないこととして感じるのは、せっかく三人同時に決めるんだから、関連性のある三人であって欲しいなとも思うんだよね。要するに、この20年は「小説家の紙幣が使われていた時代だな」とか「画家の紙幣が使われていた時代だな」とか、わかりやすく新紙幣のコンセプトをしっかりと打ち出して欲しい気がしている。やはり、なんでも“題名”がつくというのは、よいことだよね。
僕の「お札の肖像」案
案1:漫画
漫画って、日本を象徴する大変重要な文化だよね。現在はどこかまだお堅い「歴史」の一部というより、生きた「エンタメ」に感じるからこそ、なんとなくお札の肖像の感じはしないなんて思う人もいそうだけれど、今回挙げる中では、かなりありそうな案だなと思っているよ。これは、具体的に人を挙げてみるね。
「手塚治虫」「長谷川町子」「藤子不二雄」
なんてどうかしら。なんとなく、5000円札は女性のイメージがあるみたいだし、表は肖像で、裏がアトムや、サザエさん、ドラえもんのキャラクターたちだったら、世界的に見てもかなりかわいらしいデザイン性の高いお札になりそうだよね。
案2:演芸
落語、講談、漫才、舞踊のような、大衆的人気があるものを取り上げるのも、いいかもしれない。あまり詳しくなくて、三人に決められないんだけど、こういう人たちは圧倒的に初めから知名度があって、それは「人の顔」としての機能的役割を真っ当できるよね。
でも、そう思うと、背広のしゃべくり漫才を創始した「横山エンタツ・花菱アチャコ」とかを出すと「見慣れている」というメリットはあまりないかもね。かと言って、「ダウンタウン」とかにするわけにもいかないか…(品格のある紙幣にふさわしい肖像…)
案3:音楽
音楽も好きだし、音楽関係でどんな人がいいかなと考えると、日本らしさとして、ゲーム音楽、歌謡曲、雅楽なんていう、時代やジャンルを飛び越えたアーティストを選ぶのはどうだろうなと思う。
「すぎやまこういち」「美空ひばり」「東儀秀樹」
それに、お札のデザインにコードをつけてスマホで読み込んだら、その人たちの音楽が流れてくる仕掛け付きの紙幣なんて面白そうじゃない?日本の技術力を世界的にわかりやすい形で届けることもできるし、漫画のお札もそうだけど、変わったお札であることで海外に両替しないで持って帰りたいなんていう動機になるかもしれないよね。
案4:物語
映画監督、脚本家、小説家なんていうのも、夏目漱石や樋口一葉の入選歴もあるし、その世界観で肖像画以外の部分もデザインすることができそうだよね。ちょっとそれぞれのお札を誰にするかまでは考えられなかったけれど、「黒澤明」「宮崎駿」「村上春樹」「橋田壽賀子」「向田邦子」…とかね。
あまり詳しくないが、この分野なら、たくさんの候補がいそうだね。
案5:なんとなく…
ちょっとなんとなく思いついた人たちだけど、こんなのもどうかな。
「渋沢栄一」「津田梅子」「北里柴三郎」
どの人も経済や教育、医療の観点から、大きく日本を動かした人たちだね。
いや、これが今日からの新紙幣だよ!
はい…偉い大人が集まって一生懸命に考えた案に勝てる気がしませんでした。
これくらいでお許しください…。それじゃ、またね。







