夏休みよ!終わるな!

夏休みと誕生日

 当ブログは、自閉スペクトラム症の当事者である僕が、いつも見ている世界をできるだけ詳細に言葉にすることで、皆さんに他者の価値観を鑑賞していただく試みです。

クリハロ

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この記事は、Amebaブログのリメイクです。

 子どもたちやその保護者のみなさん、夏休みっていつまでだったかな?

 僕は関東に住んでいるんだけど、最近は夏休み全体が前倒しになる傾向があって、もう終わっているところが多そうなんだよね。でも、僕が小学校に入学したときは、まだ8月末まであるのが基本だった。それからだんだんと29日や28日までとか、少しずつ前倒しにされていく感じだったな。

短くなる夏休み

​都道府県ごとに夏休みの期間って結構違うよね。

画像引用:学研キッズネット 小学校・中学校の夏休みはいつからいつまで? 都道府県別「夏季休暇一覧」

 これは去年の資料だけど、今年はさらに前倒し傾向にあって、一番早い千葉県では7月13日から夏休みが始まったと聞くし、もはや8月末まで夏休みがある都道府県の方が少ないね。
 だけど、8月に学校に行くのってなんか嫌だなぁ。損している気分になる。子どもの頃の僕は、この“夏休みが前倒しされていく現象”が本当に嫌で嫌で堪らなかったの。

だって、僕の誕生日は8月30日…。

 友だち0人系男子としては、学校に行くよりホームパーティを開いてもらいたかったんだもん!!

​ものすごく個人的な理由だった!!
学校から帰ってきたあとで、ホームパーティをするんじゃダメなの?

嫌だ!!
朝から晩まで祝われたい!!

 クリスマスやお正月のように誰にでも等しくやってくるものではなく、その日は僕のためだけの記念日だから、ちゃんと主人公になりたいんだ。学校に行くと誰かの誕生日なんてよくあることだし、友だち0人系でやっていると、もはや気にも留められないから、平凡に埋もれてしまうしかない。

 誕生日なのに、席に座って前を向く
 誕生日なのに、チャイムが鳴るのを待つ
 誕生日なのに、みんなと声を合わせる
 誕生日なのに、僕宛じゃない話を聞く
 誕生日なのに、誕生日なのに…

すべてが耐えられないのだ!

​すごく勝手なクリハロくんだけど、嫌いにならないでいてあげてね。

 6月生まれとかで、もともと当たり前に学校に行っていたら、ここまでは思わなかったかもしれない。だけど「30日はパーティで夜更かしして、31日はゆっくり休みつつ学校の準備をして、次の日から落ち着いて始業式に臨む」っていうのは、夏休みの最終イベントとして、ちょうど良すぎたもんだから、それが謎の前倒し計画によってなくなってしまうのが悲しすぎたんだ。

 とはいえ、友だち0人系の僕は不登校系でもあったから、こういった理由を説明して「8月の学校は全部休む!」と予め言ったところで、そこまで怒られたりはしなかった。だけど、ズル休みをしているという小学生からするとかなり大きな罪悪感を胸に抱えながらでは、最高な気分は味わえるはずもなかったんだよ。

 最悪だ…。嵐の松潤と同じ誕生日なのに…。(関係ない)

もっと長くしよう

 夏休みが終わって学校が始まるという嫌悪感を持つ人は多いと思うけれど、僕にとってはさらに苦痛な始業になっていたよ。
 暑さ対策のために、夏休みを前倒しにするのはわかる。でも、8月終盤だってかなり暑いぞ!「秋」なんて1ミリも感じないよね。だから、子どもたちの夏休みは50日間にしよう!7月13日から8月31日まで全部休めばいいんだよ。

 長期休暇はどんなことをするか自分でしっかりと計画を立てて、何かに挑戦してみたり、大人になってからはなかなかできない経験を、子どもたちにたくさんして欲しい。学校で勉強をしたり、クラスメイトとコミュニケーションを取ることも人格形成に大切な要因だけど、能動的に「あそぶ」というのは、環境に囚われない個人の幸せのために大切なことだと僕は思うよ。社会の歯車としてしか生きていけない人間にはなって欲しくないんだ。

​そのためには、親世代ももっと子どもと関われる喜びを自覚して、社会を通して、子どもファーストの未来投資型社会を形成していかないといけないよね。

 とても悲しい問題として、夏休みが終わるにつれ自殺をする児童生徒が増えてしまうこともある。

画像引用:ReseMom「子どもの自殺…中高生は9/1、小学生は11/30が最多」

 この子たちは、誕生日に行かなきゃいけないなんて嘆いた僕の戯言とは違って、もっと強い学校生活への恐怖があったのかもしれないね。長く続いた休みが終わるということは、それだけ大きなストレスもかかる。日曜日の終焉を憂うサザエさん症候群なんて言葉もあるけれど、段違いのレベルでそれが襲ってくるんだ。
 一方で、GIGAスクール構想が、コロナ禍で急速に進んだことで、ICTは教育に欠かせない存在となった。そのICTの活用例として、不登校児童生徒に対する遠隔授業の拡充というものがよく知られているんだけど、僕はこれを夏休みの終盤はすべての児童生徒に対して行えばいいのになと感じているんだ。家にいながら、学校に与えられた場で、自分の夏休みの振り返りをしたり、みんなの夏休みの研究を鑑賞したり、宿題の解説などの授業を軽く行ったりする。そうすることで、長期休暇と登校日のギャップを埋めて、できるだけ子どもたちにストレスが掛からない小さなステップで平時に繋げられるんじゃないかな。

わがままばっか言うかと思ったら、少し良いこと言って終わるんだね。
ちょっと見直しちゃったよ。

そうでしょ。みんな、死なないで!僕の誕生日をお祝いしてもらわなくちゃ!

​前言撤回!やっぱこいつダメだ。


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