良いお年を!
当ブログは、自閉スペクトラム症の当事者である僕が、いつも見ている世界をできるだけ詳細に言葉にすることで、皆さんに他者の価値観を鑑賞していただく試みです。
この記事は、Amebaブログのリメイクです。
さて、今日は大晦日!
今年もどうもありがとうございました!
クリハロくん、今年はブログや生配信を始めた挑戦の年だったね。
今年から僕のことを知ってくれたという人もいるといいな。終盤、活動が失速したのは否めないけれど、総じて僕としては、ネット活動を頑張った一年だったと言えるよ。
僕は年末年始の行事が結構好きで、特に何にも信仰心はないけれど、日本文化を感じてみたりしているんだよね。何か区切りを意識することで、過ぎていくだけの時間を改めて名前をつけてラッピングできる。そうすると何気ない日々の生活も作品性を高められると思うから、大切にしたいと思っているんだ。特に、年末は紅白歌合戦が大好きで、このブログが投稿される時間には画面に張り付いて真剣に見ている真っ最中だと思う。執筆現在の日付は12月16日だけれど、もう今から楽しみだよ。
年末年始大好きな僕として、今回は2024年を振り返って、パッケージ作業をしてみようと思う。忘年会気分で読んでくれたら嬉しいな。いつもありがとう!今日はいっぱい感謝を伝えるよ〜。
今年の漢字
日本漢字能力検定協会による「今年の漢字」は「金」ということで、2000年、2012年、2016年、2021年に引き続き、5回目の選出らしいね。
そんなに何回も選ばれているんだ!
それらの年はまったく同じ年だったってことなのかな?
そういうことになってしまうよね。オリンピックがある年はオリンピックの話題しかないものかしら。スポーツも文化なのはわかるけれど、そろそろ“金”を選出するのは禁止にしてほしいもんだな。お金に関する騒動があるのも当たり前だもん。
今日はこういった「今年の◯◯」について、僕も個人的に選んでみるね。
Dec25Oct31の2024年の漢字は…
耽
耽る(ふける)という漢字だよ!
クリハロの微睡む耽呟ラヂオっていう、夜の生配信を始めて「耽呟」という言葉を造語したんだけども、呟き耽るだけでなく、色々なことに耽ってみた一年だったと思うんだよね。ブログも今年始めたことだけど、これは綴り耽る「耽綴」と呼んでもいいと思うし、多様な表現の方法を身につけることで、自分の世界に耽っていられる時間が増えたように思える。去年までと比べてそれなりに暇だったのもよかったかもね。
今年の新語
ユーキャンの新語・流行語大賞では「ふてほど」が大賞に選出されて、誰も使っていないと、悪目立ちしていたね。
僕は「言語って面白い!」と思っているから、新語や流行語を見つめるというのも結構好きなんだけど、ユーキャンのものは、もうずっと前から参考にならないなと思っているね。野球用語が多すぎ
今年の「ふてほど」で、この賞がいかに“ふてほど”であるかも明らかになったと思うし、逆にこの不信感から、もっと実態を捉えた調査が出てくることになるかもしれないと期待できるよね。メディアも今後は三省堂の「今年の新語」の方にもっと注目するのはどうだろう?
2024年は大賞に「言語化」が選ばれていたよ。
さて、そんな嫌味は置いておいて、僕個人の2024年の新語を紹介するね。
- 餅々してる
- pollow
- fulidilogaの語彙
先ほどあげた、「耽呟」も新語ではあるけれど、それ以外にも身の回りで新語が生まれたのを感じているから紹介するね。
まず、お正月にお母さんが言っていた「餅々してる」っていう語彙
「モチモチしてる」じゃないよ
お餅を醤油もきな粉も何もつけずに一口食べて、そう言ったんだ。意味としては、餅が本当に餅らしく感じられるみたいな意味だと思うんだけど、これは造語成分として、ものすごく面白い用法だなと思ったの。
青々しいとかからの拡張で「それがそれらしくある様」を繰り返すことで表現できるだろうと造語したんだと思うけれど、モチモチっていうオノマトペもあるのに、二回目の“もち”にアクセントが付いていることで、初めて聞いたときも意味はしっかり伝わってきて、お母さんに「天才的な言語感覚だね」と新年早々、一日中褒めていたことがあったよ。
「この動画はYouTubeYouTubeしてる」なんて言ったら、メントスコーラとかやってるのかななんて想起できるし、確かに可能性に溢れた新語だね。
次に、「pollow」という英単語を作ってみたことがあったな。
まぁ、もちろん使ったことはないけどね。
言語におかしな点があっても、そういうもんなのかーってとりあえず覚えたり、もしくは、こんなことになってしまった語源を調べてみたりっていう人が多いだろうけど、クリハロくんは自分で改修してしまえって発想になるんだね。
そうそう、誰かに決められたルールを盲目的に守ることが大嫌いで、真面目そうに見えて意外とロックな思考なんだよね。だから、ゼロから何かを作り出すというのが大好き。
次に挙げた「fulidilogaの語彙」というのは、僕が去年末から作っている人工言語の語彙のことだよ。それらはもちろん“新語”だよね。これは、今も少しずつ作っているんだけど、みんなに見せられるようになったら、またお知らせするね。
今年の流行語
次に、別に自作の言葉ではないけれど、2024年に僕が特別よく使った流行語をあげてみるね。
- ら抜き言葉
- 表現者
- 自閉症くん
今年は口で喋るときに、意図的に、ら抜き言葉(見れる、来れる、食べれるのように可能の助動詞「-られる」の“ら”を抜いた表現)を使ってみたんだ。
僕は比較的辞書的な表現しか使わないんだけど、口語でそんなこと言う?みたいな指摘を受けることが多くって、どうしたら柔らかい表現になるかなと考えてみたところ、まだ誤用という人も多いけれど、市民権を得ている気もする「ら抜き言葉」を積極的に使っていこうと思ったんだ。
言葉に対して辞書的な表現でないものを「間違いだ」と簡単に指摘する人が僕はあまり好きではないんだよね。平安時代の言葉でも一人で喋っていて欲しいなと思ってしまう。僕はむしろ、言語の駆流を面白がりたいと思っていて、さっきの「餅々してる」みたいなものをどんどん受け入れていきたいんだ。ら抜き言葉も、尊敬や受け身の意味ではなく、可能の意味だとわかりやすく示すことができるし、一文字削減できるし、言語の設計としては優れているように思うんだよね。
でも、こんなアンケートをとると、それなりに違和感があると答えた人が多かった。色々な人の話を聞いていると、このアンケートよりもっと多くの人が使っているなと思う。それでも無自覚なのって面白いよね。言葉の流動性を感じる。何にせよ、僕は「ら抜き言葉増進計画」が、言語を面白がる気持ちを敷衍するための、良い方法になりうるんじゃないかと思って積極的に使っているんだ。
世界を楽しもうという気概を感じるね。
みんなも日常に煌めきを感じたときは、ぜひ誰かに教えてあげてね。
あとは、「表現者」や「自閉症くん」といった、ブログでよく使った表現だね。
僕は、自分の肩書きを言うときに、教育者とか研究者とかは、そこまで全身全霊を学問の発展に捧げているわけでもないから、何だか悪く思えて困ってしまうことがあるんだよね。それで、今年からはなるべく「表現者」と名乗ることにしたんだ。
何かを学ぶのも、何かで働くのも、すべてはこの人生という作品の主人公を表現するための要素だと思って、自信を持って命を全うすることができる気がするよ。
良いお年を
漢字に、新語に、流行語…。今年の◯◯って、言語関連の話題が多いのかね。
数学の話題なら、ソファ問題の証明が出たことが大きかったかな。社会的な話題で言えば、都知事選や総裁選、アメリカ大統領選など、選挙も多い一年だったね。
そんな2024年も今日でおしまい。
みんなは幸せな一年にすることができたかな?生きていれば辛いことももちろんあるけれど、そんな自分だったからこそできた表現もある。それらで彩られているこの世界が、今日も面白いなって思えるよ。一人ひとりのあなたが今日まで生きてくれて、本当によかった。いつもありがとう。
2025年も、Dec25Oct31をどうぞよろしくお願いいたします。
それでは、良いお年をお迎えください。








