小説を書きました。

樅木 霊『剪断』

 当ブログは、自閉スペクトラム症の当事者である僕が、いつも見ている世界をできるだけ詳細に言葉にすることで、皆さんに他者の価値観を鑑賞していただく試みです。

クリハロ

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この記事は、Amebaブログのリメイクです。

 前回のブログで、新しいタイプの作品を発表しますと宣言したね。
 どんな作品だか、予想はついたかな。

 新しい表現は小説であります!

​執筆なんて大変そうだね!どんな小説を書いたの?

 タイトルは『剪断』
 別に製本する気はないけれど、本の表紙も自分でデザインしてみたよ。

あらすじいじめを隠すことには慣れてしまった。
誰からも注目されていなかっただけだ。

分厚いレンズの眼鏡を通して、すべてのものが歪んで見えている僕。無気力を装って若さは幼さだと嘲った。彼らなんかとは違うと言い聞かせ続けていたある日、あらゆる逃げ道を断つ「剪断」が起こる──。

樅木 霊(もみのき れい)の処女作は、胸の奥にあるいつかの苦しみを受け止める青春小説。

 3月14日に公開されたよ。ぜひ、読んでみてね。

 さて、樅木 霊(もみのき れい)というペンネーム。著者名は漢字表記が良いと思ったんだけど、できるだけ一貫して「Dec25Oct31」を使っていきたいという気持ちもあってね。クリスマスから「樅木」、ハロウィンから「霊」って感じで命名したんだ。

 それにしても、小説を書くのはとても大変だったよ。こういうブログみたいな文章を書くのとは全然違うんだよね。僕はプロットの面白さに頼るのではなく、文章の表現によって芸術性が生まれるというような純文学が好きなんだ。

 幼少の頃、初めて読んだ小説はミステリーだったんだけど、そのドラマや映画のような脚本じみたものがあまり好きになれなくて、読書そのものを嫌厭していたこともあったんだよ。ただ、小学生になって、梶井基次郎の『檸檬』を読んだときの感動は忘れられない。(僕の小説中でも『檸檬』を引用した件があるから、もしよかったら未読の人は読んでみてね。たった五千字弱だから!青空文庫のリンクそれから、文章という表現の魅力に気圧されて、陶酔したように芥川賞作品なんかを読み漁ったこともあったなぁ。
 生意気にも僕もそんな純文学を目指してみたもんだからか、特に筆が重たく感じてしまったよ。一文一文、いや、一語一語が、僕の頭の中を離れ、物語の世界へと開放されてしまう。それについて、登場人物たちが「責任を取れ」と詰め寄ってくるような緊迫感を常に感じるんだ。

​極限状態になりそう。私は本を読むのってあまり得意じゃないんだけど、どれくらいの長さの文章なの?

 『剪断』は、40000字の短編小説。一時間ちょっとで読み終わるくらいだから、気楽な気持ちで読んでみてほしいな。内容はそんなに気楽なものじゃないかもしれないけれど、処女作として僕らしいものが書けたと実感しているよ。

 あまり著者自ら語ってもダサい気がするから、これくらいにしておこう。
 あなたの感想も聞かせてくれたら凄まじく嬉しい!樅木霊をよろしくね!


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