樅木 霊

拘泥る耽筆エッセイ

鞦韆の上

住宅街にぽつんとある公園。誰もいないそこが好きだった。なんとなく一人で帰りたくなくて、母の迎えを待ってみる。
拘泥る耽筆エッセイ

暑い日の過ごし方

痩せた体に似合わず僕は極度の暑がりである。エアコンを使いたくなるのも人より早い。しかし、そこには障壁がある。
拘泥る耽筆エッセイ

檻は空を行く

幼い頃から動物が大嫌いだった。動物園なんて以ての外。でも、お母さんとのお出掛け自体が嫌なわけじゃないんだ。
拘泥る耽筆エッセイ

どうせ眼鏡の猪口才だ

物心着く前からの強度近視で分厚い眼鏡を掛けている。歪んだ視界と同様にみんなが見ている僕だってきっと歪んでいる。
拘泥る耽筆エッセイ

青い願い事

イキリ散らかしていた小学校低学年の頃。学校でもらった七夕の短冊にも一風変わったことを書きたくて仕方なかった。
拘泥る耽筆エッセイ

雨上がり、生きる意味を知る

突然のゲリラ豪雨で下校できなくなった。教室はまるで終わりのない昼休み。僕は勇気を持って黒雨のなかへ駆け出した。
口遊む耽詠ポエム

まるで青春、まるで等間隔に並ぶ憂鬱

クリハロ歌集(一)
ならいごと

童話『ピッチとチャップ』

31日のおまけ(その1)